01/11/03 12:21:46 210.252.150.130 1 076 ☆☆ 魔神 オシリス エジプト エジプト神話に登場する冥界の神。女神イシスを妻とし、ホルス神を息子に持つ。 オシリスはエジプト神話における死の主神であり冥界の神であるとされるが、かつては豊壌の神とされていた。太陽神ラーについで王として地上を支配した最後の神でもあると言われている。弟セトの裏切りによって殺害されるが、イシスの秘術によって復活し、冥界の神となったと言われている。オシリス信仰では、恐れを抱かせる冥界の神としての側面は無く、正しい統治を行うオシリスによって永遠に幸福な来世が訪れるとされ、善の神として崇められていたと言う。 01/11/03 12:22:13 210.252.150.130 1 100 ☆☆☆☆ 狂神 デュオニュソス ギリシア ギリシア神話のぶどう酒の神。オルフェウス教において最高神ともいえる神にされた。 デュオニュソスはギリシア神話の主神ゼウスとテーベ王カドモスの娘セメレとの間に生まれた。成長するとぶどうの実とぶどう酒の作り方を発見した。この功績により、彼はぶどう酒の神とされた。後に人々の信仰を集めた彼はその影響力を強め、ぶどう酒の神から植物の神、楽しみの神、文化の神へと変貌した。そしてオルフェウス教において、最高の神とされるに至った。デュオニュソス蜜儀と呼ばれる崇拝形式は、信女達の狂乱ぶりで知られている。 01/11/03 12:22:41 210.252.150.130 1 033 ☆ 神樹 ナルキッソス ギリシア 自分自身を愛したことで知られるギリシア神話の花の神。その姿を水仙に変えられたとされる。 もともとは非常に美しい姿をした青年であったナルキッソスは、妖精エコーをはねつけた罰として、エコーの水たまりに写った自分の姿にしか恋できない呪いをかけられた。彼は自分の姿のうつった水辺を離れることができず、衰弱して死んだが、その名のついた花に姿を変えられた。ナルキッソスは春の植物の成長を司る神でもある。古代ギリシアで春になると行われた「花神祭」での人間を生け贄として自然に捧げる風習が花の神であるナルキッソスと重なって生まれた物語であると言われる。